母乳について【後編】ママ側からの8つのメリット

 

母乳育児の母親側からみたメリットについて、後編をお伝えしていきます。

前編はこちら

 

母乳育児のママ側からの8つのメリット 後編

 

その4. 健康保持

1) 自然な避妊

排卵の再開が遅れ、妊娠間隔が自然にあくことで、ママの産後の回復が促されます。
月経の再開が遅れるため血液の損失を防ぐことができます。

母乳分泌促進するには、オキシトシンというホルモンが大事になります。

このオキシトシンは、夜に分泌促進されます。
オキシトシンが分泌されると、子宮を収縮されるために排卵が抑えられるためです。

夜の授乳をいつまでしていたかで、排卵開始時期が変わってきます。
ママの母乳が過分泌の方や夜の授乳が空いてしまうと、オキシトシンのホルモンが減り、妊娠しやすい身体に戻ってきます。

余談ですが、第2子妊娠を望んでいる人の場合、母乳をあげているママの子宮をエコーで検査すると、子宮が縮み過ぎてしまい、「こんな状態では、妊娠しにくいから、母乳をやめないいけない」と言われるぐらい排卵しない体制を作っていると考えると、女性の身体のすごさに驚くばかりです。

1日に5〜6回以下の授乳回数になると、避妊効果としての機能が下がり、生理が始まりやすくなります。

妊娠しない身体になっていないため生理がこないので、同じ月齢で生理が来ている人ときていない人とではきていない人の方が、貧血になりにくいと言うことができます。

 

2)体重の減少

母乳を分泌しているということは、自然にカロリーを消費されていることになるため、妊娠中に増加した体重をより早く減少することができます。

特に初めての出産で母乳育児をされている人は、産後3ヶ月で妊娠前以上の体重減少がある人は多いです。

ただし、回を重ねると体重減少の仕方も穏やかになりますが…。

 

その5.がんの減少

1)閉経前の乳ガンの減少

Labbokの研究により、母乳育児期間が長い方が乳がんリスクが低下する報告がされました。

2)卵巣がんの減少

母乳育児を長期に続けることで、排卵が抑えられることで、卵巣が休息期間になります。

3)子宮体がんの減少

このように、女性が生まれ持った機能を使える時に充分機能を発揮しておくことが、身体の健康につながっていることになります。

本来ならば、女性は子どもを産めば誰もが母乳育児ができる身体の機能を持っていることになります。
その機能を使っているか使っていないか・使えなかったかによって健康保持状況も変わってくるということになります。

 

その6. 骨粗鬆症のリスク低減

授乳中の女性は血清カルシウム・リン濃度が高く、骨密度は一時的に3〜7%低下しますが、授乳終了後の6〜12ヶ月で月経の回復とともに失われた骨量のほとんどが回復します。
これは、腸管からのCa吸収が増加するためです。

 

その7. 関節リウマチのリスク低減

長期間に及ぶ免疫調節作用

リンパ球にプロゲステロン受容体が出現し、ストレス応答への影響・プロラクチンとの関連が示唆されています。

 

その8. 生活習慣病のリスク低減

1)内臓脂肪の減少

女性は妊娠すると、出産後の母乳育児の準備として内臓脂肪を蓄えます。
よって、母乳は、妊娠中に蓄えた脂肪を処理するうえで大切な役割を果たしていたのです。

出産後に体重減少をするのは、妊娠中に蓄えていた脂肪を消費していたということになります。

身体というのは、プラスマイナス0にするようになっていることがわかります。
無意識の中で、身体はバランスがとれる機能を持っていることがわかります。

2) 糖尿病のリスク低減

妊娠糖尿病の糖尿病移行リスク低減

3) 心血管疾患リスクの低減

心筋梗塞のリスク低下
高血圧のリスク低下

 

妊娠中に起きるさまざまな症状は、妊娠期間が終われば正常に戻ると言われます。

 

その8 だけをとってみても、妊娠中に出てくる症状というものを侮ってはいけないことがわかります。

 

妊娠中に起きるさまざまな症状と言うのは、身体に負担・ストレスが起きた時にまた出やすくなることを示唆していると考えます。

 

 

妊娠したおかげで、未来の身体の行く末を垣間見ることができていることを知れば、早期から改善することができます。

身体のバランスは、長期計画を立てていくことで、少しの努力が積もり積もって、リスク低減方向に示していく事になります。

 

ありがとう妊娠できた私の身体。

私の身体の弱い所を教えてくれた赤ちゃんありがとう!! 感謝❗️

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です