妊娠初期の過ごし方 2.便秘~助産師からのメッセージ

便秘は自分の腸の状態を知る上でのキーポイント

妊娠すると、新しい命を守ろうとする反応が加わることになります。

新しい命が十月十日子宮の中にいるために、身体のバランスが一時的に悪くなります。

その原因は、黄体ホルモンです。

ホルモンの影響で、腸の動きが鈍くなってくるのです。

腸の動きを悪くすることで、胎盤がきちんといい位置に着床するようにしてくれたり、骨盤を少しずつ緩めていきながら、それを支えていこうとする本能的働きとも言えると考えます。

 

また妊娠すると、子宮が大きくなるためには、骨盤を緩めていかなくてはいけなくなります。

身体が緩んでいくにつれて、身体に巡る血流も妊娠前の身体と変わっていくことになります。

人によっては、妊娠することで、便通がよくなる人もいますが、一般的には便秘傾向になる人が多いです。

妊娠前は便秘傾向だった人が、妊娠した事で便通がよくなったことを考えると、身体を緩めることで腸の動きもよくなったとも考えられます。

その方はもしかしたら、元々身体がしまりすぎていた人かもしれませんが…。

また、便は食べたものが消化され、いらないものとしての残りのカスということになるので、食が少ないためにでないということもありますので、妊娠前からでも自分の身体の状態を知っておくといいと思います。

それには、BMIをまずは知っておくといいでしょう。

【関連】妊婦さんの体重増の目安引き上げの記事

BMIが18ぐらいの人では、つわりで食事が取れなくなることで便秘に傾きやすくなります。

そうなると、腸の動きもさらに悪くなり血流が滞りやすくなります。

身体に溜まってきたものがなかなか外に出れなくなってくると、いらない物を外に出そうとするホルモンが穴という穴に出してきたりします。

妊娠性の湿疹が出たりするなどのアレルギー反応が出てきたりします。

ガスも溜まりやすくなるので、お腹が張りやすくなったりするので、病的なものかもわからなくなってしまうこともあります。

つわりも酷くなることも出てきます。

妊娠していても毎日便通があることは、とてもいいことになります。

 

できれば、普段と同じようなバナナ状のお通じが、赤ちゃんが胎内にいてもバランスがとれているということになります。

妊娠していでも、お通じは、健康のバロメーターになるのです。

できるだけ毎日の生活リズムを崩さずにいることを心がけてみてください。

便秘対処法

1.身体を冷やさないこと。

お腹や腰からおしり、太腿の裏側を触ってみて、冷たく感じたら、冷えていることを示しているので、注意をしましょう。

冷たさを感じたら、衣服調整しましょう。

裸足厳禁・必ず三陰交が隠れるような靴下を履きましょう。

2.穀物を多くとるようにしましょう。

まずは、エネルギー補給です。

ボーンブロススープもオススメします。

葛も整腸作用がありますので、片栗粉の代わりに葛粉でトロミをつけた料理もいいですね。

3.身体を冷やす食べ物や飲み物は控えましょう。

冷蔵庫に入っている飲み物を直接飲むのは、控えましょう。

できるだけ温かい飲み物や常温で飲みましょう。

身体が冷えている人は、タンポポコーヒーや梅醤番茶をオススメします。

氷をガリガリとかじりたくなる人は、貧血傾向がありますので、注意してくださいね。

4.運動及び温熱療法

血流をよくするには、歩くことをオススメします。

ホカロンやお灸でもいいです。

私は、イトオテルミーという温熱療法をしていました。

5.1〜4をやっても効果がなければ、椎茸スープや大根湯をお通じが出るまで、毎食とってみる。

椎茸スープの作り方

【以前の記事より】春の身体作りやデトックスにおすすめの腸活しいたけスープの作り方

写真付きの作り方については以前の記事をご覧ください。

・準備するもの 鍋・干し椎茸(できれば肉厚でない干し椎茸)・醤油・水
・水を鍋スレスレに入れてから、干し椎茸を3〜4個を鍋の中に入れて火をつける
・火は中火にする。蓋はしない。
・水が半分になるまで煮詰める
・半分に煮詰めたら、醤油を入れる。醤油の量はお好みで……。
味は、お吸い物を飲んでいる味・美味しいと感じ飲める量
・汁椀一杯分(200ml)が1回量

 

大根湯の作り方

→詳しくはこちら【解熱効果と便秘・乳腺炎に!大根湯の作り方】

【準備するもの】
・ほうじ茶…汁椀1杯分(200ml)
・大根おろし…山盛り大さじ1
・生姜おろし…大根おろしの1割程度
・醤油…大さじ1

作り方:準備した物を汁椀に入れて、熱く煮出したほうじ茶を注いで飲めばok

 

この時の醤油の量も飲む人の味覚で量を決めても大丈夫です。

椎茸スープ同様便通があるまで毎食飲んでも大丈夫ですが、私個人的なオススメは、夜寝る前に飲むことをオススメします。

朝起きて、朝食をとると、便通があります。

妊娠している方の便秘薬として、酸化マグネシウムが処方されている方であれば、にがりを使ってみてもいいと思います。

水や汁物・ご飯を炊くときに数滴たらして炊くのもいいと思います。

にがりはマグネシウムなので…。

薬を飲む前にこれだけのことをやってみてから、飲んでも遅くはありません。

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