母乳育児でヒリヒリ痛い時の対処法

初めてのおっぱいの時の赤ちゃんはものすごく強い吸啜(きゅうてつ)に驚く方が多いと思います。

育児雑誌や入院中にお世話になる助産師さんに教えてもらっても、赤ちゃんが大きなお口を開けてくれなかったり、ポジショニングが上手くいかない中で、赤ちゃんの泣きに焦ってしまって、上手く赤ちゃんが巻きつけず浅い飲み方になってしまったりと…。大変ですよね?

乳輪部分まで硬いと、浅く巻きつくようになってしまうため、痛みが出やすくなります。

その場合は、赤ちゃんのトレーニングが必要となってきます。

これがいずれ顎の発達につながってきます。

この場合は、赤ちゃんのトレーニング成果で変わってきますので、焦らず、赤ちゃん自身がしっかりと、舌を波打たせて乳首を押しつぶして吸啜し、蠕動様運動で絞り出すように母乳を引き出せるようになってくると、少しずつ痛みが楽になってきます。

 

慣れるまでに、ほぼみなさんが乳頭に傷ができたり、水疱ができたり、乳頸部の部分が擦れたり、亀裂が出てくるものと考えていた方がいいと思っています。

赤ちゃんのお口を大きく開けて含ませるやり方をやっていても、最初の乳首はヒリヒリ痛いものとイメージをしておいた方がいいですね。

水疱や亀裂部分も意味があるのです。

水疱は、乳管開通されるための穴部分。

乳頭と乳輪の境目が切れたところは、乳頭を伸ばされ、吸啜しやすい長さに赤ちゃんが開拓してくれたことになるのです。

 

赤ちゃんってすごいですよね?

容赦なく自分の栄養を摂取する姿…。健気…。

赤ちゃんは、自分のために、せっせと生まれた時からお仕事をしているみたいですね。

傷は、新しい道が開けてきた勲章になります。

痛みが早くからくれば、その分たくさん開拓されていることになることを意味しているのです。痛みの閾値は人それぞれ。

痛みって、自律神経の交感神経が緊張しすぎると、筋肉も硬くなってしまうのです。

痛みがある時に緊張しないでやれればいいけれど、まだポニショニングも確立していない中では、とても難しくなりますので、傷の痛みが落ち着くまでは、保護器を使ったり、ランシノーを塗ると少しは違うという程度だと思います。

痛みの程度によって、ママがどこまでできるかだと思います。

 

おっぱいの分泌は、副交感神経が優位ではないと、分泌促進につながっていかなくなるものなので、最初に咥えさせた時には痛みが強くても、何回か吸われると、息を吐いてふーっと痛みに慣れてくれば、赤ちゃんはきちんと吸啜していることになります。

おっぱいが出る穴と腺がしっかり開いてくると、痛みもなく順調に進んでいることを意味します。

 

乳頸部を上手く伸ばしていけるようにするには、身体を温めることです。

おっぱいが張っている時期は、上半身がポッポして熱くなっているように感じますが、下半身は冷えていることが多いので、気をつけておいた方がいいでしょう。

靴下を履いて、長ズボンでいるようにして下さい。

足首から膝の間に冷えのツボがありますので、そのツボの部分は覆うようにしてくださいね。ツボの名前は三陰交といいます。

 

それから腰と背中・首を冷やさないことも大事ですが、腰の部分には、腎臓があります。

腎臓は、自律神経を整える部分でも重要なので、ホカロンで温めておくのもいいでしょう。

 

背中は、肩甲骨の間あたりを温めておくと、背中から胸につながっている筋肉が伸びやすくなります。

首の後ろにも冷えのツボがありますので、ハイネックの洋服など、首を覆うようにしておくといいと思います。

痛みが強くて、おっぱいを吸わせること自体がストレスに感じるようになってしまったら、少しお休み期間をあげましょう。

痛みが落ち着いたら、また振り出しに戻ってトライしてみて下さい。

最初の時よりは、痛み方も落ち着いていればOKです。

この時は、1日何回あげなくては…と思わずにママが何回であればできると思える回数で大丈夫です。

その間赤ちゃんの栄養はミルクになりますので、できれば、赤ちゃんが母乳が飲める1回量40〜60mlをミルクで補充しておいていただけると、赤ちゃんの胃も大きくなりすぎず、おっぱいが吸えた時にも、追いつける量をあげていただけるといいですね。

退院時にもう80ml飲んでいたら、出来るだけ1回量を増やさずに回数を増やしていただけるといいでしょう。

ミルクの缶にかいてある量は、よく飲んでいる子の量になりますので、参考値にとどめておいてもらって大丈夫です。

1回量ではなく、トータル量として考え、回数でだいたい同じ量になれれば充分と考えていただけるといいですね。

 

乳首の痛みは、一皮剥けて何歩の世界。

剥けることで皮が丈夫になり、乳首の皮が厚くなり、柔軟性が出てくるものと考え、当たって砕けろ根性でしょうか?

赤ちゃんもこんなに頑張っているママの姿・ママの気持ちを込めて理解してくれることでしょう。

おっぱいの痛みが強く、ミルクに移行したとしても、それを悪く受け取らないでくださいね。

やるだけのことをやった結果なので…。

ここまでできれば充分とママが思えれば、それでOKです。

もし、このことがママにとって心残りなことになったなら、ママの身体分析をして、次のステップにいける準備を整えていければいいと思います。

 

扁平乳頭や陥没乳頭の方は、必ず乳頭の痛みはありますので、妊娠中からのお手入れもしておいていただけるといいと思います。

扁平乳頭でも陥没乳頭でも、吸えるようになると、乳頭は突出してきます。

乳頭が突出してくるまでが傷の痛みがあると考えていた方がいいと思います。
扁平乳頭や陥没乳頭の方は、乳輪のところまで柔らかくなると、その部分も吸啜することになるので、乳輪部分のマッサージも妊娠中からしておくといいですね。

母乳を促す飲み物・たんぽぽコーヒーやけんちん汁などの根菜類をよく食べるようにしておくといいですね。

傷の痛みが強い時は、果物や甘いものは控えておいてくださいね。

身体が冷えるので。主食もパンや麺類よりはご飯がいいです。便秘もしないように、ママの身体も整えていきましょう♪

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